甲羅干ししているカメたち、なんで、みんな小亀一匹をじっと見ている のかな。見てみると、小指の大きさの小亀の隣におはじきより小さい 子亀がいた。あ、おにいちゃん亀のことをスゴイと思っているけれど、 お兄ちゃんの方は、親亀の所に、この子を戻さなければならないと、 考えていた。
お兄ちゃんが腕を上げると、あの子も腕を上げた。お兄ちゃんがくるく る回ると、あの子もくるくる回った。お兄ちゃんが、「これできる?」と、 水に入って近くの岸に泳いだ。あの子もついてきた。もちろん、親亀 が待っていた。 おにいちゃん亀、スゴイねと、思った。かんしん、かんしん。 「だれにだってできるよ」と、返事が聞こえたような気がした。 「まねっこぐらい。}
おしまい
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